島原新聞

2003.1.19.

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半島は一つ!街頭署名
「住民のための合併」に向け
島原半島1市16町による
合併協議会設置の直接請求に向けて
島原商工会議所青年部(近藤貢会長)は
18日、本格的に署名運動を開始。
初日は街頭での署名も繰り広げ(=写真=)
市内の有権者の賛同、協力を呼びかけた。

島原半島では
分割合併に向けて3つの法定協議会が設置してあるが、
同青年部では
「島原半島は一つ。1市16町が同じテーブルで話し合う場がほしい」
として直接請求に向けた住民運動を始めた。

島原半島では
「南有馬町の将来を考える会」(松下久美雄会長)が
南有馬町〜有明町の1市7町による
合併協議会設置を求めて直接請求を行っており、
合併特例法第4条に基づく同様の住民運動は2例目。

街頭署名運動は、
一番街アーケードのエレナ一番街店入り口横や
ダイエー島原店前など市内7ヶ所で実施。
買い物客らに協力を呼びかけ、
開始と同時に快く署名に応じる有権者の姿があった。

直接請求には
市内の有権者の五十分の一にあたる636人分以上の署名が必要。
同青年部では、
今月いっぱいかけて署名を集め、直接請求に踏み切る方針だ。
設置請求代表者は近藤会長。

署名は、
同アーケードのしまばら水屋敷(午前11時〜午後5時)と
大手広場のわかば写真館(午前9時〜午後7時)で受け付けており、
市内の有権者で賛同する人は誰でもできる。
(署名には印鑑が必要だが拇印でも可能)

近藤会長は
「この署名の目的は、
 島原半島1市16町が一つになれるよう、話し合いの場を設けること。
 市民の皆さんがこの合併問題に関心を持ち、真剣に考えてもらうことだ。
 市民の代表の議員も、私たちがどのような合併を望んでいるのか
 声を出さないので判断しかねている。
 是非この署名活動の結果をもとに
 《住民のための合併》に向けて取り組んでほしい」
としている。