「島原半島の未来はいったいどうなってしまうのか!!!」

〜16万人の生き残り方法〜

明るく活力ある半島づくりフォーラムin島原復興アリーナ(サブ)


11月9日(土)10:30〜17:20
島原復興サブアリーナ


明るく活力ある半島づくりフォーラム

↑クリックすると拡大↑
 日時:11月9日(土)10:30〜17:20
 会場:島原復興サブアリーナ
 入場:無料
スケジュール
   10:00 開場
   10:30 開演
《第1部》
   10:35 第1部【半島内の高校生による意見発表】
       「こんな故郷(まち)に住みたい」
《島原工業高校》
不法投棄をなくそう会

ビデオによる「ゴミ問題」への問題提起
《島原商業高校》
パワーポイントを使った「島原の水問題」への研究発表
《島原中央高校》
女生徒二人による意見発表

「生徒会活動を通して」
名古屋の弥富高校との相互交流を通じて
地域との交流の必要性を感じた。

「高校生活を通して」
野球部マネージャーとして他見出身の部員との話で
外からの視点を意識し、ふるさとに対する認識を再確認した。
《有馬商業高校》
郷土研究同好会
「文化の薫るまち」

文化で地域を活性化→フィルムコミッション
地域住民によるプロジェクト→島原天草の乱を大河ドラマに!
《口加高校》
「近代化派」VS「自然保護派」
討論(ディベート)形式

自然のない都会化したまちがいいの?
自然が残っているふるさとがいいの?
   12:30 第1部終了
《第2部》
   13:20 第2部【基調講演】
        講師:市川森一氏
        演題:島原半島に愛を込めて
島原半島は一つ!

半島のすばらしい歴史文化!
 ・島原半島の南蛮文化(キリシタン文化)
   南蛮人=ポルトガル(イスパニア)
   紅毛人=オランダ人

 ・県北のオランダ文化(ハウステンボス)
  県南の南蛮文化(島原半島)

 ・口之津:ルイスアルメーダ病院
       設計図も残っているので復元を!

 ・口之津:岬の教会

 ・キリシタン墓地(21箇所117基)を、原城跡へ集合!

 ・セミナリオ、コレジオの復元
   14:25 第2部終了
《第3部》
   14:30 合併問題の基礎知識
        パワーポイントを使ったデータ説明
   14:50 第3部【パネルディスカッション】
       「スクラム半島 土俵ぎわ」
       コーディネート
        ・前田穣一氏(フリーアナウンサー)
       ゲスト
        ・市川森一氏(脚本家)
       パネラー
        ・宮本秀利氏(島原半島合併研究会)
        ・石川景士氏(島原青年会議所)
        ・深堀善彰氏(国見商工会青年部)
        ・竹馬 一氏(小浜商工会青年部)
        ・石川俊男(島原商工会議所青年部)
内容
島原新聞11/12記事より抜粋)

「3カ町案や5カ町案は論外だ」
「まるで陣取り合戦、縄張り争いみたいじゃないか。住民が除け者扱いにされている」
「枠組み論だけが先行して、本質的な論議がなされてない」
「言葉は悪いが、行政は住民をナメているんじゃないか」
など
冒頭から本質をついた辛らつな発言が相次いだディスカッション。

各町が実施したアンケートに関しても
「全部集めて中身を検討してみたら(公平に)採用できないものばかり。
 100%民意とは言えない」とし
「半島の全住民に対して同一書面でアンケートをしたほうがいい」
との意見が出された。

もとより市町村合併の根本論議は、
枠組みよりも
「将来の(若者が生きる)半島のあり方、ビジョンが先行されるべきものであるはず。」
この点に関して
宮本氏は
「今回の自然災害で半島の住民は(市町を越えて)痛みを分かち合った。
 人に対しての優しさや自然に対する慈しみの大切さを教訓として知った。
 財政や人口(問題)云々ではなく、それが一番(災害に)強い町ということである。
 住民の暮らしを中心に、どうすべきかを先に考えるべき」と。

石川(俊)氏は
「半島には、由布院や黒川温泉よりも、もっともっといい素材がたくさんある。
 自分の町の歴史や文化についてもっと勉強すべきだ。
 地元の人が地元の土地を愛するようになれば、
 10年15年先には、九州でもナンバーワンの観光地になれると思う」と
半島が有する秘めた魅力・素材を発掘し、生かすことを提言。

前田氏も
「合併問題はあくまでも町づくりに向けての1ステップにすぎない」と
大局の流れから見た合併の趣旨を強調した。

そうなれば必然として
「一番望ましいかたちは”一つ”になること」であり
5人のパネリストたちは言うまでもなく全員が一致した意見。

市川氏も「常識である」と付け加えた。
加えて
「このまま放っておけば(間違えば)半島は3つに分かれてしまう。
 それは三分割ということであり、そうなれば返って悪い結果になるし、
 最初からやらないほうがいい。」と
現在の進行状況を憂慮。

「何か行動を起こさなければ住民側も目が覚めない」として
「住民発議制度によって行動を起こす」方向で盛り上がった。
   17:15 質疑応答
 ・南有馬町の方 
    自分たちの町のことなので、住民発議をしようと行動し始めたとたん
    町議の方々が「署名するな」と言いふらしている。
    住民発議は大変な努力がいるようだ。

 ・加津佐町の方
    半島は一つだと思う!是非!がんばってほしい!

 ・西有家町の方
    先日の1市5町の協議会を傍聴したが、
    合併は本当に難しいと感じた。
    しかし、若い力が一つになれば打開できるはず!
    がんばってください。
   17:20 第3部終了
主催:島原青年会議所 0957-62-3621
終了後の懇親会の様子
11/12島原新聞記事